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水素カー 未来へ走れ 日本自動車博物館で特別展 - 中日新聞

(上)最新技術が使われた「MIRAI」(手前)と「CLARITYFUELCELL」(下)武蔵工業大や大阪産業大が開発した実験車=いずれも小松市の日本自動車博物館で

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70年代から最新型まで一堂に

 過去から最新の水素自動車や燃料電池車を展示した特別展「未来を拓(ひら)く 水素燃料の世界」が二十日、小松市二ツ梨町の日本自動車博物館で始まった。一九七〇年代に開発された実験車から近年の市販車まで、七台を展示。四十枚の豊富な解説パネルも用意し、環境に優しい自動車の仕組みを学べる。(長屋文太)

 水素を直接燃やす水素自動車に対し、水素と酸素を化学反応させて発電し、モーターを動かし走るのが燃料電池自動車。いずれも二酸化炭素を排出しないため環境に優しいが、主流となっている燃料電池自動車の新車は価格が七百万円以上と高額。水素ステーションの数も少なく、県内にはないため、魅力を発信しようと同館が展示を企画した。

 燃料電池自動車でトヨタの「MIRAI(ミライ)」、ホンダの「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」はそれぞれ二〇一四、一六年に発売された。水素を満タンにすると六百〜七百五十キロほど走れるといい、排ガスを出さないためマフラーが付いていないのも特徴。同館が展示のためメーカーから借りた。前田圭一係長は「この二台は県内ではめったに見られない」と話す。

 最も古い展示車は一九七五年製で、武蔵工業大(現・東京都市大)が作った水素自動車の実験車「武蔵2号」。大阪産業大、ゼネラル・モーターズ(GM)、マツダが〇〇年代に試作した車もある。パネルでは水素自動車などの仕組みや歴史を解説しており、前田係長は「過去から最新までの車を一度に見られるチャンス。パネルで理解も深められる」と話している。

 企画展は三月二十日まで。年中無休。(問)日本自動車博物館0761(43)4343

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