三菱自動車は30日、排ガス規制を不正に逃れた疑いでドイツ検察当局の捜査を受けている問題で、「現時点で検察が指摘するような不正があったと考えるべき理由はない」との声明を発表した。21日に検察がドイツ国内の関係先を家宅捜索しており、社内調査を始めていた。三菱自では「引き続き調査を行い、検察の調査に全面的に協力する」としている。
検察側は三菱自のディーゼル車が試験時にのみ有害物質の排出を減らす不正な装置を搭載した疑いを指摘している。三菱自は声明で不正な装置の搭載は「行っていない」としたほか、捜査の対象とされた車は「いずれも排ガス規制を含めて、法規にのっとり認証を取得して販売している」と主張した。
対象の車に搭載していたエンジンは2種類あるが、1.6リットルのエンジンは制御装置も含めて仏グループPSAから調達していたことも明らかにした。
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January 30, 2020 at 03:02PM
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三菱自動車 ディーゼル不正疑いを否定する声明 - 日本経済新聞
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