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スメドレーが新しい電気カートシリーズを立ち上げ - ESPN F1

© Dan Istitene/Getty Images

費用の安い、電力だけで走るカートシリーズが2020年に発足する。その狙いは、ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンが呼び掛けたモーターレースの中の多様性拡大を実現することだ。

ハミルトンは社会的に恵まれない地位にいる子どもたちがモーターレースにアクセスすることの困難さについて、批判的立場を取ってきた。6度のワールドチャンピオンである彼自身、イギリスのスティーブニッジという町の出身だが、そこから歴代屈指のF1ドライバーになるまで名を上げた。

昨年11月の『Graham Norton Show(グラハム・ノートン・ショー)』でハミルトンはこう述べている。「(モーターレースの)状況はかなり悪化している」

「僕の父は2万ポンドを費やし、家を何度も抵当に入れて最初の数年を過ごした。でも、今はあまりにも高額になりすぎていて、労働階級出身の人でこの世界で上を目指せる人はゼロかほとんどいない。お金持ちで裕福な人たちに独占されている」

10日(金)、そうした背景を持つ人々にレースの門戸を開放するため、"エレクトロヘッズ"という名の新シリーズが立ち上げられた。運営するのはフェラーリやウィリアムズで技術者を務めたロブ・スメドレーだ。今はF1の関係者となっている。同シリーズはパフォーマンスが均等になるよう設計された電動カートが特徴となる。それにより、各ドライバーの資金力ではなくドライバー自身の能力が競争力の決め手となる。

このeカートシリーズは今年、イギリスの一部カテゴリー内にて導入される。スメドレーはシリーズ立ち上げに際し、ハミルトンの発言を引用した。

「次世代のレーサーたちにとって、ペトロールヘッド(自動車マニア)の時代は終わろうとしている。エレクトロヘッズグループのフィロソフィーは、デジタル世代に電気革命独特の驚異を経験してもらうことにある」とスメドレーは述べた。

「ルイス・ハミルトンは最近こう語った。"レースはあまりに高価なものとなり、多様性も十分ではない"と。私も完全に同意する。電化を通じてわれわれはそれを変えることができる。われわれはレーサーたちがはしごを登る際に、彼らを刺激し、エネルギーを与え、スリルを感じさせる推進力となろう。これはよりクリーンで、より安く、より速くて、何より重要なことに公正だ」

「エレクトロヘッズでは、電化こそがモータースポーツ民主化につながるビークルであると認識しており、それが草の根から今日スタートする」

© ESPN Sports Media Ltd.
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January 11, 2020 at 06:26PM
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