ろう者の「光」、絶え間なく／瀧澤電気工事が「苫小牧手話の会」に寄付 - 電気新聞

右から瀧澤社長、田村会長、高松係長

　変電・発電関連の保守、工事などを手掛ける瀧澤電気工事（北海道苫小牧市、瀧澤欣也社長）はこのほど、手話の学習会などを苫小牧市内で開く「苫小牧手話の会」に３０万円を寄付した。きっかけは、同社社員が趣味のサッカーを通じて築いた「縁」。その縁が瀧澤社長の心に響いて寄付へと結実した背景には、２０１８年に北海道で起きた全域停電（ブラックアウト）の経験があった。
　大雪が北海道を襲った翌日の今月６日。瀧澤電気工事の社長室に、苫小牧手話の会の田村直美会長が現れた。瀧澤社長から寄付の贈呈を受け、「３０万円もの大金はすごくありがたい。大切に使わせて頂きます」と笑顔をみせた。
　◇「デフサッカー」
　瀧澤社長はＪパワー（電源開発）出身。創業者である父の後を継ぎ、約４０人の従業員を率いる。その中で総務部の高松進係長が今回の寄付のキーパーソンとなった。

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March 16, 2020 at 04:00AM
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