ゴールドマン・サックス証券は新型コロナウイルスが国内自動車メーカーに与える影響について、販売台数や収益面での深い落ち込みが見込まれるとしながら、かつての金融危機とは似て非なるものだとし、強固なバランスシートと商品サイクルの好転を背景に、過去最低のバリュエーションで投資できる好機との見方を示した。

名古屋港で船積みを待つトヨタ車(2019年6月)
Photographer: Akio Kon/Bloomberg
ゴールドマンの湯沢康太アナリストらは13日付のリポートで、新型コロナの影響拡大で2020年度の世界販売台数は16%の大幅減を見込んでおり、日系7社の今期(2021年3月期)の合計営業利益予想を10%下方修正し、目標株価も追加的に平均6%引き下げるとしながら、コロナがいったん終息に向かえば比較的早期に需要が回復に向かうとの見方は継続するとした。
約10年前の金融危機との比較では、自動車販売台数の落ち込みは今回の方が急だとしながら、各国の経済・金融対策で国内総生産(GDP)の回復が早期に実現できる見通しであるほか、各社のネットキャッシュや自己資本の水準を考慮すれば大半が販売環境の急変に対応できる余力があるとし、全社が減配を発表するとは考えていないとした。
各社の業績の大底は20年4-6月期と予想。金融危機時の09年1-3月期は7社合計での営業損失が1兆3000億円に膨らんだが今回の損失合計額は1800億円にとどまると見込む。為替レートが当時より円安であることや拡大志向による固定費の積み増しがないこと、金融事業での大きな損失が現時点でないことなどを理由に挙げている。
こうした中、強固なバランスシートを持ち、欧州事業のリストラ効果や新車効果が見込まれる中で過去最低のバリュエーションに達したホンダを新たに「中立」から「買い」へ引き上げるとした。
国内自動車7社の評価 |
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トヨタ:
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ホンダ:
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日産:
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スズキ:
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SUBURU:
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三菱自:
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マツダ:
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April 14, 2020 at 08:11AM
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