みんな電力は2020年5月13日、新型コロナウイルスの拡大防止に向け、テレワークを推進する企業向けのキャンペーンを発表した。新規契約で初月の基本料金を減免する他、同社と電力契約がある企業の従業員の自宅電気料金をサポートする。
今回のキャンペーンは、みんな電力と新たに電気供給契約を結ぶ法人が対象。2020年7月31日までに契約した場合、契約初月の基本料金が低圧については全額無料、高圧契約については半額が減免となる。
テレワークなどの推進によりオフィスや店舗の稼働率が下がると、月々の電気料金における基本料金の比率が高まる。みんな電力の業務用電力の基本料金は1kW(キロワット)当たり605.5円で、東京電力エナジーパートナーの業務用高圧契約向け基本料金1716円/kWの半額以下に設定。基本料金を低く設定し、稼働率が下がるテレワーク推進企業にもメリットが出やすくした。
加えて同社と電力契約がある法人の従業員が、自宅の電力をみんな電力に切り替えると、自宅の電気料金を2021年3月分まで、毎月500円割り引くキャンペーンも実施。これは先着500世帯限定となっている。
みんな電力では新型コロナウイルスによる政府の緊急事態宣言を受け、法人顧客を対象に電気料金の支払い延長や、基本料金の減免措置などのサポートを実施してきた。今回のキャンペーンは支援プランの第3弾となる。
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