砺波工業高校(砺波市)の電気科三年、大和真也さん(17)が、電気設備の保守、監督ができる国家資格の第三種電気主任技術者試験に合格した。合格率9・8%という狭き門を見事に突破し、同校での合格者は六年ぶりとなる。 (松村裕子)
試験は年に一度あり、今年は九月十三日に富山市であった。実技はなく、理論、電力、機械、法規の四科目あり、各一時間半で五者択一のマークシートに答える。三年間で四科目に合格すればいい規定となっているが、一発で四科目とも合格した。
大和さんは昨年、同校出身の加藤正教諭(48)が高校時代に一発合格したと授業中に聞いて奮起。「自分にもできるかも」と三学期から同級生二人と補習に臨んだ。
新型コロナウイルスの影響で補習の中断を余儀なくされたが、今年六月の学校再開後は放課後や土日、夏休みに過去十年間の試験問題をすべてこなして自信をつけた。「目新しそうに見える問題も、よく見ると過去問題を応用できた」と、積み重ねてきた受験勉強の成果を振り返った。加藤教諭からは「就職後にさらに難しい第二種を目指せ」と激励を受けた。
大和さんは電気保守会社への就職が内定済みで、「資格を生かして、漏電など身近に起こる電気事故を防ぎたい」と意気込んでいる。
関連キーワード
"電気" - Google ニュース
November 08, 2020 at 03:00AM
https://ift.tt/3l8eSe0
第3種電気主任技術者試験 砺波工6年ぶり 大和さん 狭き門 一発合格 コロナで補習中断も過去問こなす - 中日新聞
"電気" - Google ニュース
https://ift.tt/2seGzvp
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "第3種電気主任技術者試験 砺波工6年ぶり 大和さん 狭き門 一発合格 コロナで補習中断も過去問こなす - 中日新聞"
Post a Comment