プロの技楽しく学ぶマスクケース作りなど３０日まで野田まちゼミ - 東京新聞

　野田市の商店主や職人らがプロの技やコツを教える「野田の得する街のゼミナール」（略称・野田まちゼミ）が同市中央地区などで開かれている。三十日まで。年二回開催のゼミは今回が十四回目。新型コロナウイルスの感染防止を踏まえ、初のオンライン講座も設けた。

ハワイアンコードを編んでマスクケースを作る＝いずれも野田市で

　三十六店が参加し、講座数は全部で四十三。コロナ関連では「プロが教えるカラーマスク別メイクアップ」「マスク着用で大事な眉の描き方レッスン」など美容関係が目を引く。またプラスチック製の素材「ハワイアンコード」を編み込んでマスクケースを作る講座も人気だ。

　四日の講座に友人の小宮山みゆきさんを誘って参加した鈴木幸子さんは「ハンドメイドが好き。マスクケースは必需品だから」と申し込んだ。約一時間半かけて完成させると、二人はカラフルな出来栄えに「早速、使います」と笑顔。

完成したハワイアンリースを手ににっこり

　クリスマスに向けて「ハワイアンリースをつくろう！」の講座も盛況だ。講師は市内でフラダンス教室を主宰する青木みどりさん。参加者はグルーガンを使ってプルメリアやハイビスカスの造花を接着していった。ココ（髪飾り）を作った三月のまちゼミに続き青木さんの講座を受けた平山ふじ枝さんは「今回も大好きなハワイの雰囲気を楽しめた。作品はリビングに飾ります」とうれしそう。

　オンラインは野田商工会議所の創業相談、クリスマスをテーマにした生花店のハーバリウム作りなど五講座。すべての講座は予約制。問い合わせは同商議所＝電０４（７１２２）３５８５。　（牧田幸夫）