高級車として人気を博した(右から)セルシオ、シーマ=小松市二ツ梨町で |
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好景気に沸いたバブル時代の華やかな高級車やスポーツカーを紹介する企画展「平成バブル時代を飾った車たち」が四日、小松市二ツ梨町の日本自動車博物館で始まった。前、後期に分かれ、前期は九月二十七日まで。
一九九〇年前後に発売され、人気を博した国産車と外国車十台を展示した。日産のシーマはデザインに豪華さと上品さを兼ね備え、五百万円前後の販売価格にもかかわらず、初年度に三万六千台を売り上げた。翌年に売り出されたトヨタのセルシオは、世界でも認められた日本初の高級車と言われる。
スポーツカーでは、オープンカー人気を復活させたマツダのユーノスロードスターや、フェラーリのデザインを意識して開発されたホンダのNSXなどを展示している。施設運営課の前田圭一さん(56)は「確実に売れる物しか作られない現在とは違い、当時は開発費が潤沢で、いろいろな冒険ができた」と語る。
変わり種では、垂直方向に開くドア「ガルウイングドア」が特徴のトヨタのセラ、レトロなデザインが目を引く日産のフィガロなども。バブル時代の年表や車の装備品、テレビゲーム機やワープロも展示し、当時の雰囲気が味わえる。
前田さんは「華やかで力のあった時代の車を見て、元気を出してほしい」と話している。
新型コロナウイルス感染症予防のため、十九日に予定していた「一九六〇年代、国内外軽量スポーツカーの集い」は中止した。営業は通常通り、午前九時から午後五時まで。期間中は無休。(問)日本自動車博物館0761(43)4343 (長屋文太)
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April 05, 2020 at 03:09AM
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バブル時代の車 華やか 自動車博物館 シーマやセルシオ展示 - 中日新聞
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