福島高専機械システム工学科助教の野田幸矢さん(30)は、医療用手術ロボットの物をつかんだりする部位「鉗子」にかかる負荷を感知するセンサーに独自の構造を採り入れ、精度を向上させることに成功した。
研究成果を論文で発表し、日本機械学会のロボティクス・メカトロニクス部門で優秀論文表彰を受賞した。野田さんは「審査してくれた方に感謝したい。センサーの実用化への道は険しいが、研究を継続したい」と話す。
野田さんによると、センサーは患者の体に小さな穴を開け、器具を挿入する「低侵襲手術」で医師をアシストするロボットの鉗子に接続されている。
一般的なセンサーはばね構造が採用されているが、鉗子にかかる負荷の方向によって感度にばらつきがある。
かかる力の方向により鉗子の変形が異なるためで、野田さんはその改善に向け、センサーの構造にステンレス製の膜を採り入れた。膜を2枚取り付けることで、感知する力のばらつきを抑えた。
野田さんは今後、センサーの試作品を用いた実験を通し、実用化に向けたデータの採取などに取り組む予定。「研究を進めて性能を確かめ、製品化を目指していきたい」と話した。
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August 21, 2020 at 07:27AM
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